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日本でも普及期に入るか?

■「ウィキペディア」がアクセス急増で「はてな」に迫る勢い (Japan.internet.com)

無料かつコンシューマによって作られるWeb2.0形オンライン百科事典『ウィキペディア日本版』のアクセス数が伸びているらしい。

現時点では日本版は183,000強の見出しといことで「百科」にはまだまだ及ばないが、今後ますます数が増えていくことは必至。

大学の論文やテレビのニュースその他で、「ウィキペディア上での定義によりますと...」なんて言われる時代が来るのだろうか?(まぁ新聞業界は永久になさそうだが)。

『ウィキペディア』の面白いところは、みんなで書き込んでつくるので、もし仮に悪意のある人物が誤った、あるいは偏った意見を書こうとすれば、みんなで修正を図るところ。つまり、超・民主主義的 radical democratic な百科事典=“誰かによる解釈”ではなく、“みんなの共通見解”の集合体、ということですね。

もしかすると、『イミダス』や『現代用語の基礎知識』のように、『ウィキペディア200*年版』とか、紙にもなったりする時が来たりして......